通信大学卒業&教員免許用単位取得しました! -3ページ目

あぁ、、ここにも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000013-maip-soci


コウノトリを破って不死鳥が優勝したそうです

Even cowgirls get the blues

近所の花屋さんの看板に"Even cowgirls get the blues so give her flowers!"と書いてあった。趣旨はきっと、「(明るい)カウガールだってブルーになったりするよ。だから彼女に花をあげよう!」ってことだと思うんだけど、よくわかんなくて先生に聞いたら、"even cowgirls get the blues"は、ポピュラーなカントリー・ウエスタン・ソングなんだと言っていた。そういう文化的なことはなかなか難しいな。たとえば日本にいるアメリカ人でも「寅さん」と聞いてすぐあの人を思い出す人は相当な通だと思うし。


さらに気になっていろいろ調べると、これは76年に流行った小説のタイトルでもあることがわかった。親指の大きい女の子がそれを生かして全米をヒッチハイクしてまわるというストーリーなんだそう。ロードムービーっぽいな。93年にユマ・サーマン出演で映画化もされてるんだけど、これはイマイチみたい。小説の方が面白そう。


さらに調べたら、通信大学とはいえ英文科の学生である私としては、知っておくべき本だったことが判明。この小説はヒッピー世代の作家で、自分もヒッチハイクして全米をまわった経験を持つトム・ロビンスの作品で、「ケルアックと旅した全米最強のヒッチハイカーの物語」との説明があったので、分類としてはビート小説か…と思ったら違って、カウンター・カルチャーとかカルト小説とか言うそう。そっか76年出版だもんね。他のカルト小説として、私の好きなリチャード・ブローティガンの名前があったので、たぶんこれも好きなんだろう。ちなみにビート小説(ビートニク)と言えば、ケルアックの『路上』が有名で、ちょっと読んだら面白そうだったんだけど、はまりそうで読むの止めてたんだよね。ESLも終わったことだし、またちょっと読んでみるか。おー、ここに深いビートニクの説明が。

http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/beatnik.htm


ヒッピーといえば、私が中2でロックに興味を持ち始めた頃、深夜TVかなんかで観た『ウッドストック’69』というとんでもない野外コンサートのドキュメンタリー映画の中で、全裸のヒッピーお姉ちゃんがコンサート中にどろんこになって遊んでいるというシーンにものすごい衝撃を受けたことを思い出した。それはさておき、↓のURLにウッドストクの出演者が載ってます。すごいメンバー。ジミヘンとかジャニスとか、中2でもわかる本物のかっこよさでした。あれ、このRichie Havensって、ESLの黒人解放運動がテーマの授業で聞いた♪Follow the drinking gourdを歌ってる人じゃん!!おー、十数年の時を経てつながる文化(私の中で)。すばらしい。ウッドストック’69の紹介ページはこちら。

http://www.hfitz.com/festival/woodstock/


そういえば、ミシガンで通った無料ESLに、ちっちゃい身体から溢れんばかりのパワーを放出させて、無料だけに人種民族様々織り交ぜて30人以上いるカオス的なクラスの中で、まるで舞台女優のように授業をするカリスマ先生がいたんだけど、その人は私ヒッピーだったのって言ってたな。髪型とか雰囲気とか、たしかにそんな感じ。ライスのESLの先生も地味ながら雰囲気は近いかも。ESLの先生で共和党支持って見たことないし、ヒッピー→ESL教師というのはよくある道なのかもしれない。いい加減な想像ですが。


それにしてもさっきから、Love Psychedelicoの♪These days がまわる。脳内BGM。この人たちの音楽もあのへんの雰囲気だし、カウガール・ブルースかも。♪I wanna be a cowgirl~


Tom Robbins

Even Cowgirls Get the Blues

New Line Studios
Even Cowgirls Get the Blues
LOVE PSYCHEDELICO
THE GREATEST HITS

ファイナルテスト終わる

ついにESLのファイナルテストが終わりました~。思えば長い道のりだった…。いやあっという間か。それにしても、ほっとくと際限なくサボってしまう私としては、学校に行って無理やり勉強する方が充実していいかもと実感。先生との相性も良くて、大満足のクラスでした。


放課後、クラスメイトのお友達とカフェで打ち上げ的お茶をしていたら、そこのカフェで働いてる南米系のキレイなお姉さんにいろいろと話しかけられた。友達はよく勉強しにそのカフェに行っていて、仲良しになったそう。そのお姉さんも昔、私たちの行ってるESLに通ってたんだって。だからいろいろと親切だったのね~。私もあんなふうに話せるようになりたいなぁ、と憧れたのでした。上達の秘訣は"Keep studying!"だって。よっし、これからもがんばるぞー☆

ロデオ大会

2月末から近所のリライアントパーク(ハリケーン避難者が来て一時騒然となった場所)で、ロデオ大会が行われるらしく、全米からカウボーイ・カウガールたちが大集結中。ロデオかぁ。若かりし頃、仮免許講習中にクラッチがつながらず車が思いっきりがくがくして、同乗の指導員に「おいおいロデオじゃねんだっけ(新潟弁)」と言われたことくらいしか私とは関わりがないな。しかしカウボーイたちの間で何が起きたか知らないが、昨夜は一晩中救急車やらのサイレンがうるさかった。観客の多くはほんとにウエスタンブーツ+テンガロンハットという出で立ち。中にはプラス「馬」というツワモノも(ホントです)。TVで観たんだけど、馬に乗ったカウボーイたちが颯爽(?)と公道を闊歩してた。車と入り乱れてるし。夢かと思うような映像でした。あー、あの人たちが今ウチから車で10分くらいのところにいるのか。。怖。でも数年後、テンガロンハット被ってまんまといたりして(笑)
 ロデオ大会の詳しい情報はこちら

鳥のオリンピック

tori


どこのどなたかわかりませんが、同じこと考えてた人が…。

なごみますね~。ぐっじょぶです。

クリックするとちょっと画像が大きくなります。

鳥たちの真剣なまなざしに胸が熱くなること間違いなしです。

動物的行為

ウチのアパートでは毎週土曜日に無料でベーグル・コーヒーのようなアメリカンな朝食のサービスがオフィス付近のラウンジである。日本でこんなサービスがあるアパートを私は知らないが、こっちではそんなにめずらしくない。しかし今日は事前の告知もなく、この朝食サービスがなかった。最近アパートの管理会社が変わってから、サービスの質が低下したらしい。スタッフは同じなのに。給料が下がったのか?朝食を取りに行った夫によると、同じく朝食をもらい損ねたおばさんたちが、「やっぱりサービス落ちたわね」「引越ししようかしら?」などと言いながら、オフィスのドアをどんどん叩いていたそうだ。なんか、えさをねだる動物園のゴリラを想像した。おばさんごめん。でも食べ物に関わる行為はとても動物的だと思う。食べ物があると期待してなかったときの空虚感(空腹感?)は、他のものを期待して得られなかったときのがっかり感とはちょっと質が違うような。スーパーで食べ物を買ってくる夫を家で待っているときの気分は、狩りに行った夫を洞穴で待つ原始人妻のような。ちょっと違うか。ま、ともかく食べ物のうらみは恐ろしいとはよく言ったものですね。その身を切るような裏切られた感。言い過ぎか(笑)。

ウットリノオリンピック

今アメリカのNBCでフィギュアスケート男子決勝を見ました。ジャンプの完成度の高さが群を抜いているプルシェンコが優勝。演技前の肩に金メダルへの重圧が乗ってるのが見えるような表情が印象的でした。しかしなんで選手はみんな顔がジャニーズばりなんでしょう。赤坂晃似とか大沢幹生似とか。どっちも光GENJIってとこで世代がバレますが(笑)。ちなみにプルシェンコは広末涼子似と思いました。


ところで、私が一番感動したのはなんといっても高橋大輔です!果敢なジャンプで見事な転びっぷりを見せたかと思えば、ラフマニノフ特有のうねる旋律に乗った氷も溶かさんばかりの熱いスケーティングで魅せる!!客席も湧いてましたね。プルシェンコには「彼は上手いが感情が感じられない」と辛口だったアメリカの解説者も高橋には好意的で「高橋はまだ19歳。バンクーバーでがんばれ!」とか、「日本にはこのレベルの選手が4人いて、しかも女子のレベルも高い」とか言ってました。やっぱり日本の選手ががんばっているのを見ると元気が出ますね。足の長さや顔の濃さ的にもだんだん世界標準になってきたことだし、ますます楽しみです。


感動といえば、井上怜奈さんの12年越しのオリンピック出場もにも感動しました。ほぼ同い年だし。「才能はないが努力する才能はある」とコーチに言われたとのこと。すごい言葉です。詳しくはこちら。

http://www2.asahi.com/torino2006/column/athlete/TKY200602110234.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%80%9C%E5%A5%88


ところで日本ではトリノオリンピックもやっぱり芸能人が出てきてがちゃがちゃやってるんでしょうか?アテネオリンピックをカナダ放送で観て、トリノをアメリカ放送で観たのですが、どちらもメインの司会はおっさんが一人出てきて淡々と行って、解説はもちろん解説者が溢れる情熱を抑えつつ冷静にコメントって感じで落ち着きます。CMに入る前のジャニーズの曲みたいのもないし。アメリカはアメリカ人ひいきが多少気になるけど許容範囲だし、カナダにいたっては愛国心はもっと抑えられてる感じでした。ま、私も↑でわかるとおり十分愛国的なんですが。あとカナダ放送は英語が聞き取り易かったのも良かったです。しかもなぜか一瞬、体操の富田選手の完璧な着地にぴったりとあった、我が国が誇る公共放送NHKのアナウンサーの名セリフ「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」のシーンだけ、日本語音声付で流れてました。ずっと英語だったのに。なぜか未だになぞですが、柔道の篠原選手の誤審負けに有働キャスターが涙をこらえつつ絶句、のシーンとともに永遠に語り継がれることでしょう。今書いてて思ったけど、私的には日本の放送でもNHKはいいみたいです。


タイトル寒いですね。ごめんなさい。思いついたら言わずにはいられなく…。歳を取って恥の防波堤が低くなりました(笑)。それがオヤジギャグの発生原因か。しかもググってみましたが、こんな寒いこと言ってる人いませんでした。はは。コンクラーベ のときはいたのになぁ。

トリノオリンピック

今朝の会話


夫 「トリノオリンピック始まったね。」

私 「…? … !!」

夫 「今、一瞬、鳥のオリンピックって思ったでしょう?」

私 「なんでわかったの?」


ほんと、なんでわかったんだろう。頭の中が見えたのだろうか(笑)。たしかに一瞬、鳥のオリンピックのイメージ図とか、インフルエンザの鳥はどうするんだろうとか、すごい勢いで頭を駆けめぐってたけど。そういう瞬間って時間にすると短いけど、ものすごいたくさんのイメージ映像を駆けめぐらすことができる。死ぬ間際には思い出が走馬灯のように…とか言うし。走馬灯って見たことないけど。そういうの不思議だなぁ。まぁ私がめぐらしたのは、すごいしょーもないイメージ図だけど。

それぞれの夢

今日は夫の「うわ~」という鬼気迫る叫び声で目が覚めた。しかも、叫びと同時にどつかれた。夫いわく、指導教官のマークとカフェで話していたら、向こうから大きいネズミみたいなのが突進してきて、あわててよけたとのこと。私はそのとき、XJAPANのライブに行ってHIDEのギターテクに見とれていたのに、ファンの女の子に押しのけられたという夢を見ていたところだった。きっと、どつかれたのと押しのけられたのがつながってるんだろう。夢は不思議だ。数日前、笑いながら目覚めるくらい面白い夢を見たのだが、内容をすっかり忘れてしまった。あんなに面白かったのに、どうして夢はすぐ忘れるのだろう。それも不思議。そういえば笑いながら目覚めた夢で忘れてないのもある。隣で寝ていた妹を起こしたら、なぜかお歯黒に!という夢だった。妹は自分のお歯黒状態に気づいておらず、「姉ちゃんどうしたの?」とか言ってるのがまたおかしく、爆笑…しながら目が覚めた。本当に隣で寝ていた妹が目覚めて「姉ちゃんどうしたの?」と言うのがまたおかしい。確か妹は大学受験のために私のアパートに泊まっていたのだったと思うが、そんなときに起き抜けにわけもわからず笑われるのもなんだかな。まぁでもお歯黒はどうも縁起物だったらしく、試験は合格で良かった。

ESLクラスメイト分析

ESLのクラスには当然のことながらいろんな国の人がいる。今知ってるだけでも、アジアから日本・台湾・韓国、南米からベネズエラ、アフリカ大陸からアルジェリア、中東からトルコ、欧州からロシア、ポーランド。ヒューストンのESLは南米系が多いが、ミシガンのESLには地理的に近いドイツ・フランス・ウズベクなど欧州系が多いなどアメリカ内でも土地により異なる。


ここで1つ疑問が。ミシガンのESLには一定数メキシカンがいたのに、ヒューストンのESLにはいない。距離的には一番近いのに。何か理由があると思うけどわからず。人数が多すぎてメキシカンコミュニティ内に優良・無料ESLがあるとか?存在に気づいてないだけ?(わかる人教えてください。)


あと、都会と田舎でもクラスメイトのバックグラウンドに差がありそう。都会の学費の高いESLほど本国での富裕層が多いのでは?と思う。ミシガンでは人口5万人の大学しかない田舎町のESLに通っていたため、生徒は旦那の留学に付いてきた主婦が多かった。学費も安かったし。ヒューストンは半都会なのでその辺は微妙だけど、聞いた話ではどっかの王族の親戚なんかもいたらしいから、まぁあなどれない。たまに40代半ばと思しきおじさんを見かけるが、そういう人はとんでもない金持ちとか、ゲージュツ家なんかであることが多い。テノール歌手とか(実話・笑)。


年齢についての全体の傾向としては、ESLに通うために学生VISAを取って単身で来ている人はおそらくアメリカの大学入学を目指しているためおおむね若い。20代前半。誰かに付いてきたVISAの人は主婦・主夫だったり、すでにアメリカの大学の学生だったり仕事をしていたりと様々。


そんな中で将来の学校・仕事に直接は関係しないが英語を学んでいるという主婦・主夫クラスの人が私立ESLに通える国というのはけっこう限られる。日本・台湾・韓国、そしてベネズエラ。一人あたりGNIは、日本34,510ドル(03年)、韓国14,162ドル(04)、ベネズエラ4,020ドル(04)。台湾は中国統計のため実際のところはわからず。一応中国は1,100ドル(03)。成長率は日本1.7%(04)、韓国4.6%(04)、中国9.5%(04)。ベネズエラの成長率のアップダウンがすごい。-7.7%(03年)→17.3%(04年)。04年の驚異的成長率の背景には石油価格高騰があるらしい。そんなこんなで貧富の差が拡大しつつあり社会が不安定なベネズエラから富裕層が流出した結果、ESLに主婦ベネズエランがいるっていうことかな?今度聞いてみよっと。


ともあれ庶民の私がこのような私立ESLに通えるのも、団塊の世代のみなさまががんばって働いて円をパワーアップしてくれたおかげです。どうもありがとうございます。そしてなぜか「日本人」はけっこう好かれているように思う。その理由はなぞ。うーん。日本製の高性能マシンやらアニメやらの影響か?それとも人の話をちゃんと聞くせいか?


なんだかしゃべりまくるがあんまり話を聞かない人は多い。なんで文法知らないのにあんなにしゃべれるんだろう?ラテン系の人とか、日本・韓国・台湾人以外の人はそんな傾向がある。それもまたなぞ。アルジェリアからきた彼は学校の勉強ではなくて、耳で聞いて英語を覚えたからだとか言ってたが。それでもなぜ聞いたり、しゃべったりと英語を使うことができるのに、使うための基礎となる文法ができないのか?やっぱりなぞ。文の構造が近いのかな。私は日本人にとっては中学・高校で習う文法は大事と思うけど。まぁ向こうとしては、なぜ日本人(またはアジア人)は文法ができて試験の点数はいいのにしゃべれないんだ?と思ってるんだろうなぁ(笑)。