ESLクラスメイト分析 | 通信大学卒業&教員免許用単位取得しました!

ESLクラスメイト分析

ESLのクラスには当然のことながらいろんな国の人がいる。今知ってるだけでも、アジアから日本・台湾・韓国、南米からベネズエラ、アフリカ大陸からアルジェリア、中東からトルコ、欧州からロシア、ポーランド。ヒューストンのESLは南米系が多いが、ミシガンのESLには地理的に近いドイツ・フランス・ウズベクなど欧州系が多いなどアメリカ内でも土地により異なる。


ここで1つ疑問が。ミシガンのESLには一定数メキシカンがいたのに、ヒューストンのESLにはいない。距離的には一番近いのに。何か理由があると思うけどわからず。人数が多すぎてメキシカンコミュニティ内に優良・無料ESLがあるとか?存在に気づいてないだけ?(わかる人教えてください。)


あと、都会と田舎でもクラスメイトのバックグラウンドに差がありそう。都会の学費の高いESLほど本国での富裕層が多いのでは?と思う。ミシガンでは人口5万人の大学しかない田舎町のESLに通っていたため、生徒は旦那の留学に付いてきた主婦が多かった。学費も安かったし。ヒューストンは半都会なのでその辺は微妙だけど、聞いた話ではどっかの王族の親戚なんかもいたらしいから、まぁあなどれない。たまに40代半ばと思しきおじさんを見かけるが、そういう人はとんでもない金持ちとか、ゲージュツ家なんかであることが多い。テノール歌手とか(実話・笑)。


年齢についての全体の傾向としては、ESLに通うために学生VISAを取って単身で来ている人はおそらくアメリカの大学入学を目指しているためおおむね若い。20代前半。誰かに付いてきたVISAの人は主婦・主夫だったり、すでにアメリカの大学の学生だったり仕事をしていたりと様々。


そんな中で将来の学校・仕事に直接は関係しないが英語を学んでいるという主婦・主夫クラスの人が私立ESLに通える国というのはけっこう限られる。日本・台湾・韓国、そしてベネズエラ。一人あたりGNIは、日本34,510ドル(03年)、韓国14,162ドル(04)、ベネズエラ4,020ドル(04)。台湾は中国統計のため実際のところはわからず。一応中国は1,100ドル(03)。成長率は日本1.7%(04)、韓国4.6%(04)、中国9.5%(04)。ベネズエラの成長率のアップダウンがすごい。-7.7%(03年)→17.3%(04年)。04年の驚異的成長率の背景には石油価格高騰があるらしい。そんなこんなで貧富の差が拡大しつつあり社会が不安定なベネズエラから富裕層が流出した結果、ESLに主婦ベネズエランがいるっていうことかな?今度聞いてみよっと。


ともあれ庶民の私がこのような私立ESLに通えるのも、団塊の世代のみなさまががんばって働いて円をパワーアップしてくれたおかげです。どうもありがとうございます。そしてなぜか「日本人」はけっこう好かれているように思う。その理由はなぞ。うーん。日本製の高性能マシンやらアニメやらの影響か?それとも人の話をちゃんと聞くせいか?


なんだかしゃべりまくるがあんまり話を聞かない人は多い。なんで文法知らないのにあんなにしゃべれるんだろう?ラテン系の人とか、日本・韓国・台湾人以外の人はそんな傾向がある。それもまたなぞ。アルジェリアからきた彼は学校の勉強ではなくて、耳で聞いて英語を覚えたからだとか言ってたが。それでもなぜ聞いたり、しゃべったりと英語を使うことができるのに、使うための基礎となる文法ができないのか?やっぱりなぞ。文の構造が近いのかな。私は日本人にとっては中学・高校で習う文法は大事と思うけど。まぁ向こうとしては、なぜ日本人(またはアジア人)は文法ができて試験の点数はいいのにしゃべれないんだ?と思ってるんだろうなぁ(笑)。