通信大学卒業&教員免許用単位取得しました! -7ページ目

『英語学概説』書き終わる

やっと懸案の『英語学概説』のレポートが仕上がった。ものすごくうれしい。合格しなければまた書き直しなんだけど、とりあえずもう言語学について考えなくてよいことがうれしい、というくらい難しかった。言語について言語で説明するのはとても難しいのだということがわかった。次はインターネット授業の『教育の方法・技術論』に取り組むかぁ。『英語学概説』に手間取ったおかげで、こっちのレポート提出期限もぎりぎり。。。

言語学は難しい…

ここ数日、日本大学の教材『英語学概説』のレポート書きに取り組んでいたのですが、もーこれが本当に難しい…。狂いそうです。英語で書かれた初学者向けのテキストを読んでレポートにまとめるのですが、難解すぎる…。どうしても行き詰って夫に聞いたら、さらさらっと読んじゃうんですよ、これが。私が2時間うなってたところを、たったの2分で。久々に頭の出来の違いを確認してしまいました(泣)店とかでは私の方がむしろ、ずうずうしく英語を話してるんだけどなぁ。こういうところに、本物の英語力とはったりのの英語力の違いがでますね。と、反省したところでまたがんばります。

ブライアン・メイの追悼文

先日、本田美奈子さんが亡くなられた。アイドルからミュージカル女優へ転身、美しいソプラノを活かしてクラシックアルバムをリリースするなど、努力と才能の人だったと思う。そんな彼女にクイーンのギタリスト、ブライアン・メイ が自身のHPで追悼文を捧げていた。全文はリンクへ。以下抜粋。


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I have been trying to process the sad news in my mind. My dear friend Minako died, and so young. She was such a bright, joyful thing ...so full of energy and smiles.

(今僕はこの悲しい知らせをどうにか受け入れようとしているところだ。僕の大切な友達、本田美奈子がなくなった。あまりにも若くして。彼女はなんて輝いて喜びに満ちた存在だっただろう。生命力と笑顔に溢れていた。)


I don't think I will be able to listen to Golden Days for a while. The memory of recording with her is so warm and strong, though it was, I guess, a long time ago.

(僕はしばらく「Golden Days」※を聴くことができないだろう。彼女とレコーディングをした思い出は、たとえ昔のことであったとしても、とても強くて暖かい。)


Minako was a little angel. Sometimes the world is such a sad place. I will be praying that her bright spirit is inhabiting a sunnier place.

(美奈子は小さな天使だった。世界はときどき、こんなにも悲しい場所になる。僕は彼女の輝ける魂が光あふれるところにあるよう祈っている。)


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引用ここまで。dari拙訳

※「Golden Days」は87年にブライアンが作詞・作曲をしレコーディングにも付き添った思い出の曲。


本田美奈子の『AVE MARIA 』というクラシックとポピュラー音楽をカバーしたアルバムを試聴した。選曲がよく、日本語詞も上手くできている。何より丁寧に感情を込めて歌う優美なソプラノが印象的だった。どこまでも伸びていきそうな天使っぽい清らかな歌声で、モラトリアム系のアニメ(『エヴァンゲリオン』みたいな)のラストシーンなんかに良さそう。(上のリンクから試聴できます。)惜しい才能だと思う。

1920's着物

昨日はキャサリンの家にアンティーク着物コレクションを見に行った。斬新な色・柄・素材に圧倒される。裏地が赤くて、袖が長いのは1920年代くらいの古い着物なんだって。袖がだんだん短くなったと聞くと、シャネルスーツを思い出す。女性が動的になった証か。


1920's…アメリカなら『ザ・グレイト・ギャツビー』、日本だったら竹久夢二の『黒船屋 』。ミルクホールでは縞の着物に白いエプロンをかけた給仕がくるくる働いて、高島屋に勤め始めた祖父は、給料の半分もするコーヒーを初めて飲んだ。これは祖父とダミアのシャンソンのことを話していて聞いた話。


その頃、着物は普段着だった。大胆な模様の銘仙を、日常的に着こなす女の子のことを想像する。帰国したら実家のタンスを覗いてみようかな?

フィツジェラルド, 大貫 三郎
華麗なるギャツビ-
DVD
華麗なるギャツビー
竹久夢二

シャンソン

ダミア  暗い日曜日他

素晴らしいニュース

ブラジル、サンパウロ市での出来事。

輸送中の肉牛が脱走、精肉店に押し入り店員脅す

…マンガ?




『トニー滝谷』

今日はヒューストンのアングラ系映画館で、『トニー滝谷 』という日本映画を観た。村上春樹の短編集『レキシントンの幽霊』の中のひとつで、出演・イッセー尾形、宮沢りえ、音楽・坂本龍一、監督・市川準。テーマは孤独と喪失、それからアイデンティティの投影についてかな?とてもいい映画だった。昨年公開されていたらしいが、全然知らなかった。


映画には「何かに自己を投影する人々」が描かれていた。たぶん自分の輪郭を確認するために。その何かは「ジャズ」や「絵を描くこと」や「服を買うこと」。自分が高校生の頃、人と自分の違いを見つけたくてあまり有名ではない音楽を聴いていたことを思い出した。


なぜトニー滝谷は機械しか描けないのか?孤独や喪失のため-と言葉にすると簡単だけど、これからもふと思い出して考え続けていきそうな。そんなふうに後に残る映画だった。


それにしても、アメリカは映画が安くて素晴らしい。今回の映画は6ドルで、しかも駐車場代は映画を観た人は無料になる。ミシガンにいたときも映画が安くてうれしいと思っていたが、ヒューストンではハリウッド系以外も観れる。やっぱり都会はいいなぁ。


村上 春樹
レキシントンの幽霊
ジェネオン エンタテインメント
トニー滝谷 プレミアム・エディション

ベネズエラ人の友達とランチ

今日は英会話のあとで、ベネズエラ 人のグローリアとお昼を食べた。彼女の友達が、東京の企業でエンジニアとして働いているそうで、日本のことに興味を持っているみたい。以下はグローリアの疑問。


Q1 日本では男性が大勢乗っているエレベーターに女性は乗らないそうだが、それはルールなの?

Q2 失敗をした人が翌日坊主頭になってきたそうだが、それもルールなの?

Q3 日本人の妻は夫の後ろを歩くと聞いたが本当か?


Q1については、その友達が、会社でそんな場面を目撃したらしい。まぁルールじゃないんだけど、彼女はなんとなく嫌だったんじゃないかなと答えておいた。Q2は、グローリアが言いたいことがよくわからなくて、けっこう苦労して理解したんだけど、すごく真剣に聞いてくるのが面白かった(笑)ルールじゃないけど、決意を表すためにする人もいると答えた。Q3は昔はそういう人も多かったけど、今は違うと答えた。それはサムライカルチャーから来てるんじゃないかと言ったらすごく納得していた。でも合ってるんだろか…。


東京にいるグローリアの友達は、日本が気に入ってずっと日本に住みたいらしい。その理由は、日本人の女の子がすごくビューティフルだから。それで、仲良くなりたいんだけど、彼女たちは僕みたいな外国人は眼中にないみたい…とグローリアに話していたんだって。なんか可愛いねぇ。

スピード違反で裁判?!

こないだのスピード違反について、いろんな方に教えていただいた結果、夫はスピード違反者用の講習を受けることにしたらしいです。それは何かというと…。


スピード違反の切符を切られた人がどうなるのか、日本ならまずは罰金ですよね。でもアメリカ流は、まず裁判。警察官に決められた日に裁判所に行くように言われました。行かないと「じぇいる」だよと。じぇいるって…刑務所?!でもまぁこれには逃げ道、というか代案があるのです(テキサス州の場合)。


① 100ドル(1万円)前後で交通専門の弁護士を雇う

② なんやかんやで100ドル程かかるスピード違反者用の講習を受ける


これで違反の事実は帳消しになり、保険料にも響かないとのこと。アメリカは、違反をするたびに保険料が上がるという恐怖の仕組みになっているのでこれは重要です。夫のクラスメイトには年に3回切符を切られたというツワモノ(?)も…。まぁ、人生いろいろありますな。

停電…

今、ウチの近所の本屋Barns&Norbleに併設されたスターバックスコーヒーにいます。夕方から激しい雷雨になり、そのおかげでアパートが停電してしまったのです。こないだも水が止まったし、ハード面が弱いアパートみたいです。まぁ、以前頭を悩ませた騒音 のような不満はないので、いいアパートなんだけど。


普通のスタバよりぐっと庶民的の店内ですが、いろんな人が勉強したり、静かに話をしていたりして、なかなか居心地がいいです。私は日本大学の通信教育 の勉強をしているのですが、その中でも、私にとってものすごく難しい英語学概説の勉強をするには、集中できてちょうどいい感じです。これはようするに言語学入門なんですが、抽象的な概念を説明している英語を読むのは、ほんとーに、疲れます。。。


それにしても、サマータイムが終わって急に日没が早くなったり、ハロウィーンにぴったりの嵐が来たり、永遠に夏かと思われたヒューストンですが、季節は着実に冬へと向かっているようです。

ハロウィーンだけど、すき焼き!

来週月曜日はハロウィーンなので、今週末はあちこちでホーンテッドマンション(おばけやしき)などが行われていて、ものすごい悲鳴が聞こえてきました。買い物に出かけたときも、駐車場で小さいおばけに脅かされたし(笑)でも私たちは、今年は日本風に、キャサリンを呼んですき焼きパーティーに。最近発見したサッポロビールを飲みながら楽しみました♪


ハロウィーンは子供たちが大好きな行事で、それぞれハロウィーンにちなんだ仮装をして、近所の家を回り"Trick or Treat"「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」と言って、お菓子をもらいます。家の灯が点いているかどうかが、お菓子がもらえるかどうかの判断基準なんだって。昨年参加したハロウィーンパーティーでは、蜂や妖精に仮装した子供たちが可愛かったなぁ。


キャサリンの話では、子供たちはどの家がチョコレートのような高価でおいしいお菓子を用意しているか、把握済みなんだそうです。やっぱり小さい子供の方がたくさんお菓子をもらえるらしく、キャサリンは弟より収穫したお菓子がずっと少なかった年に、もうハロウィーンは卒業か…と思ったそう。


でもハロウィーンには毎年、お菓子に針が入ってたとかそんな嫌な話があって、そのためお母さんたちは手作りのお菓子は遠慮したり、信用できる家しか行かなくなったりしているんだって。子供に無料でX線検査をさせる病院もあるらしい。そんな中で、マクドナルドのアイスクリームクーポンなどは、喜ばれたりしているそうです。あと現金1セントとか。子供は喜ばないけどね。なんか世知辛い話です。