ギャラリーのオープニングパーティ | 通信大学卒業&教員免許用単位取得しました!

ギャラリーのオープニングパーティ

キャサリンに誘われて、ライス大学のギャラリー のオープニングパーティに行ってきた。こっちでは展覧会の始まりに軽い飲み物とスナックを用意したパーティーをして、作品のお披露目やアーティストの紹介を行っている。こうしたパーティーは関係者でなくても自由に参加できて、なかなか楽しい(関係者用のもあるみたい)。キャサリンはこのギャラリーに勤めてるので、作家紹介のパンフ書きやら何やらで、最近とっても忙しかったんだって。たしかに力作のパンフレットでした。


ライスギャラリーは所蔵品がある美術館とは違って、貸し空間というか、何もない空間を自由にアーティストが使って作品を展示するインスタレーションという形式がメインのギャラリーなので、毎回、異空間が出現していて面白い。今回はこれ

david ellis David Ellis Conversation


この大きい生き物が着ているのはお金の服で、アーティストが旅行するたびにたまる小銭で作られているんだって。大阪のアートイベントに行ったときに貯まった日本円もあるそう。彼は音楽が好きで、特にヒップホップを聞きながらこの作品を作っていて、生き物を取り囲むようにカベに描かれた、彼いわく「火山から溢れ出した溶岩」のような赤・黄・緑の色彩の波が力強い。大きな生き物の後ろの壁に、この展示の守り神のような目と口が描かれているんだけど、そこから噴き出しているように見える。ちなみにこの色を塗ったのは日本人の、いかにも職人という雰囲気の人。さすが細かい仕事が映えてました。


それにしても、ギャラリーや美術館に来る人というのは、日本でもアメリカでも雰囲気が同じだな~と思った。ベン・フォールズライブのときもそう思ったけど。趣味は人種を超えるのですね。